カナダ/トロントでの出産・育児体験記

駐在妻ブログ。トロントでの出産・育児体験を書いています。

【日本とカナダの出産の違い】カナダ(トロント)での出産を決意! 

トロントでの出産を決意

夫がトロントに海外赴任となり旅経ち、しばらくしてから妊娠が発覚した私。日本で出産してからトロントに行くか、思い切ってトロントで出産するか・・・
夫と話し合った結果、思い切ってトロントで出産することに決めました。日本で出産してからだとしばらく会えなくなるということもあったけど、トロントで出産すれば子どもはカナダ国籍がとれるというのもひとつ大きな理由。カナダでは両親がどこの国の人であっても、赤ちゃんには無条件にカナダ国籍が付与されます。もちろん私も夫も日本人なので、ちゃんと領事館に出生届を提出すれば日本国籍も取得できるので、将来子供に好きな方を選択させてあげられるかなと。何事も選択肢は多い方がいいよねということでトロントでの出産を決意しました。
それからカナダでは出産費用がタダ!というのも後押しになりました。

日本とカナダの違い

安定期に入ってしばらくしてから私も遅れてトロントにやってきました。その時妊娠6か月。日本で通っていた産婦人科から英語の診断書ももらってきたので、さぁ病院へと思いきやここでいきなり日本とカナダの違いに直面。
日本では妊娠がわかれば直接産婦人科にいきますが、カナダでは直接産婦人科にいっても診察してもらうことはできません。カナダでは日本と違い直接専門医に診てもらうことはできず、ファミリードクター(ホームドクター)制度、いわゆるかかりつけ医に最初に診てもらい、必要に応じて病院や専門医が紹介されるのが一般的だそうです。

ファミリードクターとの面談

夫がばっちりファミリードクターとの初回面談をセットしてくれていたので、トロントに到着して3日後にファミリードクターのところへ。夫と私の過去の病気や手術歴等を色々聞かれます。専門用語はわからないものも多かったですが、その場で携帯で単語を調べたりしながらなんとか対応できました。それから日本から持ってきた診断書もとても役に立ちました。私は英語版と日本語版を両方病院からもらってきていたので妊婦検診の経過についての話はとてもスムーズでした。最後に2週間以内に紹介先の病院について電話で連絡すると言われ、その日は終了。

 

ちなみに、カナダは医療費がタダ!と聞いていたのですが、それにはいろいろ条件があるらしく、残念ながら私はその日は実費に・・・診察料CAD100かかりました。さすが海外、高額です。夫も診察受けましたが診察料は無料。この辺はOHIPという制度によるんですが、その辺りのことについてはまた別途書きたいと思います。