【日本とカナダの出産の違い】乳腺炎になりました
カナダで乳腺炎になりました
産後すぐから母乳もよく出てくれていて、ベビちゃんもよく母乳を飲んでくれました。面倒くさがりな私は人肌にミルクを温めたり、哺乳瓶消毒したりという手間がかからず大助かり!ありがたいなぁと思いながら油断していた産後1ヵ月頃。
うん?なんか右の胸がちょっと痛い?と違和感を感じました。先輩ママからもよく乳腺炎の話を聞いていたので、もしや乳腺炎!?と思ったものの、触ってみても硬くないし、熱も出てない。勘違いかな?といつも通り過ごしているとだんだん痛みが強くなってきました。改めて触ってみるとなんだかちょっと熱を持っている感じで熱くて少し硬い気が・・・そうこうしているうちにどんどん痛みが強くなり、痛いところにしこりのようなものができていました。さらに熱を測ってみるとなんと38.7度と高熱!!
これは明らかに乳腺炎になってしまったなぁと思いながら、ミッドワイフに電話をしました。
症状を説明したところ、やはり乳腺炎とのことで抗生剤を処方してもらえることになりました。処方されたのはCephalexin500mg(セファレキシン)。調べてみると日本でも乳腺炎になると同じものが処方されているみたいですね。
ちなみに日本と違ってカナダのすごいところは、この電話の相談(診察?)で薬が処方してもらえること!しかも自分の家の近くのドラッグストアにミッドワイフが直接電話して手続きしてくれるので、こちらは取りに行けばいいだけというなんとも素敵システム。私の場合徒歩3分くらいのところにあるshoppersの住所を伝えたところ、ミッドワイフとの電話の30分後くらいにshoppersの薬剤師さんから確認の電話がきて、30分後以降ならいつでも取りに来てくださいと言ってもらえました。夫に取りに行ってもらい、薬を飲んで2日後にはすっかり回復しました。
ついでに乳腺炎になったときの対処法&予防について色々とご指導いただきました!
・水分をたくさんとる
・寝る(とにかく少しでも横になって体を休める)
・授乳間隔を気にせずとにかく赤ちゃんに吸ってもらう
・痛みが強い場合は、AdvilとTylenolを飲む(両方一緒に飲んでOK)
・痛みのあるところは冷やすのも効果的(母乳をつくってしまうので温めるのはNG)
・Lecithin(レシチン)を飲む
レシチンとはサプリメントの1種で、海外では乳腺炎予防に推奨されているそうです。レシチンは脂肪を乳化する作用があるそうで、血液をサラサラにしてくれるので母乳がつまりにくくなるそうです。
おすすめされたレシチンを飲んでからは乳腺炎になることはなくなりました!
余談ですが、これもしかして乳腺炎かも?というちょっとした違和感を感じた時(胸がちょっと痛いとかしこりみたいのがあるとか)は、葛根湯を飲むと良いそうです。
カナダでは葛根湯は簡単には手に入らないので日本から取り寄せておくと安心かもしれません!