カナダ/トロントでの出産・育児体験記

駐在妻ブログ。トロントでの出産・育児体験を書いています。

【日本とカナダの出産の違い】初回妊婦検診

デポジット(保証金)

ファミリードクター訪問から1週間後、ドクターから電話がかかってきて病院を紹介されました。基本的には自宅からのアクセスの良いところを紹介してもらえるようです。

私がOHIPを持っていないため、まず病院のアカウンタント(経理)に電話するように指示がありました。病院に電話したところ、OHIPを持っていない場合は、デポジット(保証金)を支払う必要があるそうです。万が一、OHIP取得前に出産となった場合は出産費用は自費になるため、払えませんということがないようにということなんでしょう、つまりは病院側の取りっぱぐれ防止です。

そしてこのデポジットが高い・・・CAD15,000を請求されました。さらに、もしも無痛分娩や帝王切開になる場合は麻酔が必要となるため別途麻酔費用としてCAD1,700。
これらはOHIP取得後に返金されますが、一旦は支払う必要があるため、一時的にかなりの出費です。ちなみに私達はそんな大金をカナダドルでは持っていなかったため、日本のクレジットカードで支払いました。残念ながら返金されるときには為替が大きく下がり、為替差損が出てしまいました・・・
ちなみにデポジットを支払ってもOHIP取得までの診察料は実費です。1回当たりCAD300程度。

カナダで初めての妊婦検診

デポジットも支払い、カナダで初めての妊婦検診へ。この時、妊娠27週でした。初診ということもあり、英語にも不安があったため主人にも付き添ってもらいました。待合スペースはほとんどの妊婦さんに旦那さんが付き添っていました。

そしてここからがさすが海外というか・・・予約の時間が過ぎてもいつまでたっても名前が呼ばれまあせん。受付に確認しても、もうしばらくお待ちくださいと言われるだけ。予約時間から1時間半経ち、主人が会議のため会社に戻ってしまいました。かなり余裕をもって出てきてもらっていたのに申し訳ない・・・そして一人でとても不安。
予約時間から2時間経ち、やっと名前が呼ばれました。検査内容は血圧・体重・赤ちゃんの心拍のみ。日本のような尿検査やエコー検査は毎回やってくれません。日本では検診のたびに赤ちゃんに会えていたのに、心拍の確認しかできないのはとても寂しいです。

検査後、ドクターとの面談。初回だったのでファミリードクターの時同様、私や家族の病歴などを色々聞かれ、日本で受けてきた妊婦検診経過について確認されました。もちろん日本からもってきた診断書を使用しました。ここでも日本語版・英語版があってとてもスムーズ。カナダは移民国家ということもあってか、産婦人科の先生も外国人に慣れているようで、説明もわかりやすい英語を使ってくれるし、理解できなくて聞き返しても嫌な顔せず丁寧に説明してくれます。とても親切!おかげでなんとか一人でも問題なく面談ができました。

妊娠糖尿病検査を日本で受けていなかったため、翌週再度来て検査を受けるように指示がありました。こちらではシュガーテストというそうで

 

カナダでは予約時間に行こうが1時間以上待つのは当たり前。でも予約時間通りにいかないとキャンセルされてしまいます。予約を入れる際は、後ろのスケジュールに余裕をもっておくことが大切です。