カナダ/トロントでの出産・育児体験記

駐在妻ブログ。トロントでの出産・育児体験を書いています。

【日本とカナダの出産の違い】キャスターオイル(ひまし油)で陣痛促進!?

 出産予定日

出産予定日を迎えるも体調に全く変化なし。
おしるしみたいな出血もなければ前駆陣痛みたいなものもなし・・・
ドキドキしながら一日を過ごすも、何もなく予定日は過ぎていきました。初産は遅れると聞くけど、ちょっと期待していただけに残念。

キャスターオイル(ひまし油)

出産予定日から5日後、ミッドワイフのところへ検診に行きました。子宮口確認してもらうもまだ1~2cmくらいとのこと。でもお腹を触って赤ちゃんの位置を確認してもらったところ、いつ生まれてもおかしくないところまで下りてきてるから、もうすぐ陣痛も始りそうだねと言われました。とりあえず陣痛が起きやすいようにマッサージしておくねと言われ内診ぐりぐりされました。これ出血もするし、なかなか痛いんですよね。

それからミッドワイフから「予定日を過ぎているし、希望するなら陣痛促進剤を打つこともできるけどどうする?」と聞かれました。2週間前にすでに赤ちゃんが3000グラムまで大きくなっていたため、あまり大きくなりすぎると出産も大変だしなぁということもあり、夫と相談して今日から2日後(出産予定日から1週間)になっても陣痛がこなければ陣痛促進剤を使うことにしました。その場でミッドワイフが病院に予約を入れてくれました。陣痛促進剤はバースセンターでは使えないので、その場合は残念ながら病院で出産することになります。

そして、今日は家に帰ったらキャスターオイルを飲むようにとキャスターオイルをもらいました。キャスターオイルって何?と思ってその場で調べたらひまし油のことでした。指示されたのは以下のこと。
・1回当たり大さじ1杯分を飲む

・1~2時間間隔で3回まで(それ以上は飲んではダメ)

ダイジェスティブビスケットなど消化に良いものと一緒に飲む

・オレンジジュースやグレープフルーツジュースなどと一緒に飲むと飲みやすい

どうやらこれを飲むと陣痛が来やすいらしいです。ネットで検索してみたところ、民間療法として日本でもやっているところがあるみたいです。もともとは、下剤としての効果があるようなので、それで陣痛を引き起こすんでしょうね。

昼食後、1回目のひまし油を飲むも何も変化なく、家の周りを母と歩いてみました。帰宅後、2回目のひまし油を飲んでお昼寝。1時間ほどして起きたら若干下痢気味になり、なんとなく効果を実感しました。そして3回目飲んでしばらくすると水っぽい下痢になりました。油を飲んだからか若干気持ち悪くなり、そこからはほとんど横になっていました。

そして夜7:30頃に若干腰が痛くなったのでもしかして陣痛がくるかな!?と思い、シャワーを浴びました。シャワー中にも腰が痛くなり、上がってからは更に痛みが強くなりました。いよいよ陣痛の始まりです!!!

 

ちなみに、キャスターオイル(ひまし油)の味ですが、ジュースに混ぜて飲めば飲めないことはない味です。美味しくはないですが、不味すぎて飲めないということはありませんでした。私はオレンジジュースに混ぜて飲みました。個人的には飲むときにクッキーは必須でした!口の中の油の嫌な感じを解消してくれた気がします。

日本でも聞いたことのなかった民間療法を体験した記録です。