【日本とカナダの出産の違い】赤ちゃんへのビタミンK注射とエリスロマイシン
新生児に行う出産時ケア
ミッドワイフから出産時の赤ちゃんへのケアについて説明がありました。
①Vitamin K injectionと②Erythromycin eye ointmentの2種類です。
①Vitamin K injection
これは赤ちゃんの太ももに打つビタミンKの注射です。赤ちゃんは止血をするためのビタミンKが不足しがちでビタミンK欠乏症になりやすいのだとか。ビタミンK欠乏症は突然の頭蓋骨内出血で発症し、突然吐き出したり、意識がなくなったり、痙攣が起こったり、治療しても後遺症が残ることも少なくないそうです。それを予防するためにビタミンKの注射をするそうです。
②Erythromycin eye ointment
これは赤ちゃんの目元に塗るエリスロマイシンという軟膏です。赤ちゃんは分娩時に有害な微生物などに接触している可能性があるため、感染予防のために目元に塗るそうです。
これらの処置は必ず行わなければならないものではなく、希望制だそうです。やりたくなければやならくてもいいそうですが、病気や感染症予防のためならやった方がいいですよね。主人とも相談して当日は2つともやってもらうようにお願いしました。
ちなみに日本にもこんなのあるのかなと思い調べてみたところ、産後入院中にビタミンKシロップを赤ちゃんに飲ませ、抗菌薬の目薬をさしているようです。これらの処置はママには知らないところで看護婦さんがやってくれていたりするようですが、事前にどんな病気の可能性があってどういう処置をするのかを知っていたいですよね。